ITIL シラパス2011の基本とは

ITILとは? Information Technology Infrastructure Library(ITIL)は、ITIサービスマネジメントのベストプラクティス(成功事例)を体系的に整理した手引書を指す。 ITILの前回バージョンv2と今回の大きな違いは、プロセス個々に着目して解説されていたのに…

ITIL v2の基本とは

以下の内容はITIL v2の内容です。最新の情報ではありません。(2016/4月現在) 直近の自分の関わるプロジェクトで必要となってきたので、今回はITILについてまとめてみる。 ITILとは? ITIL(IT Infrastructure Library)は、1980年代にイギリス政府によ…

プロジェクトのリスク管理方法

今回は、プロジェクトマネジメントにおける、リスク管理方法についてまとめてみる。 リスク管理とは? リスクとは、現在発生している問題ではなく、将来プロジェクトに起こりうる脅威、危険を予測し、予め対策を行うことを言う。 問題との違いは、端的に言え…

問題を分析し、構造化する方法

前回(問題を定義する方法)では、どう問題を正しく把握するか、をまとめた。 今回は正しく定義された問題をどう分析し、構造化することで、解決方法を導くのか、を述べたい。 問題を枠組み(フレームワーク)で分析し、詳細構造を明らかにする 問題は多くの…

問題を定義する方法

問題を正しく定義できる、ということは、問題解決するための最初の一歩であり、これがブレてしまうと後々が全てブレてしまうため、意図しない解決方法に対して時間と労力を割いてしまう危険がある。 つまり、問題を定義することは、入り口でありながら大変重…

グループ内の考えを要約する方法

グループ内の考えを要約する。とは、ピラミッド型にメッセージを整理する際の基本であり、ピラミッド構造の「どのレベルのメッセージもその下にあるメッセージのグループを要約したものである。」というルールをどう守るのか、ということにある。 今回はその…

自分の考えを論理的な順序に配置する方法

考えをグループ化する場合、ただ類似点を当てはめてグループ化すればよいというものではない。グループ内の順序についても、決める必要があります。 なぜなら正しい順序なのかどうか判断し、説明できることが論理的に配置されていることとも言えるからです。…

演繹法と帰納法を使い分ける方法

なぜ演繹法と帰納法なのか? 推論や論理をまとめる上で、2通りの方法がある。それが演繹法と帰納法だ。なぜこの2通りだけなのか、というと我々人間の思考は、細分化すると最終的には演繹と帰納で説明できるという。それは人間の脳が、物事を理解するプロセ…

上司やクライアントへの確認の頻度を多く、1回当たりの時間を短くするには

知っている人に聞く、ということは仕事を効率よく進めるためにとても大事なことだが、私自身まだまだよくできていないと感じている。 いつ質問すればよいか、どうすれば効率よく、そして相手の負荷にならないか、改めて自身で考えてみると、仕事をどれだけ早…

考えをピラミッド原則に沿って文章とする方法

前回(考える技術・書く技術)でまとめた内容は、単純に本の内容をまとめただけであり、自分なりにまだ整理できていないと感じている。 今回は、考えを論理的に整理する方法について、自分の言葉でまとめてみる。 ピラミッド構造 「考える技術・書く技術」に…

ロジカルシンキング、ライティングの練習を習慣にするには

前回の「考える技術・書く技術」では、MECEやロジカルシンキング・ライティングの基本原則を学んだが、実際に自分の技術として身に付けるために、日々練習することが必要と感じた。 日々練習することを習慣化するためには、どうすればよいか、を考えたところ…

考える技術・書く技術

今回は、MECEで有名なこの本についてまとめてみる。 本書は、コンサルティングファームの新人が必ず読まされるとか、ハーバード・ビジネススクールのテキストにもなっているとか言われる、ロジカルシンキング・ロジカルライティングの決定版である。 考える…

外資系コンサルが実践する資料作成の基本

今回は、常に仕事上向上することが求められる、資料作成の技術について、以前購入した本を読み返してみた。当時は、わかった気になり、身になるまで実践しなかったことが多く、本に書かれている大事なことを多く忘れている自分に気付いた。 これを機に、大事…

「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本

仕事上、早急にファシリテーション技術を身に付ける機会ができたので、本屋で何冊か斜め読みしたところ、個人的に一番解りやすくまとめられていると感じた書籍を購入した。 「会議ファシリテーション」の基本がイチから身につく本 作者: 釘山健一 出版社/メ…